ケーススタディ:寿屋酒店

Mr and Mrs Sato at the renovated Kotobukiya Sake Shop, Ishinomaki City

 

佐藤さん夫婦は、石巻市内北上川から約1キロと1ブロックの距離の場所に酒店を経営しています。3月11日の津波により商品を含む店の一階は完全に破壊されました。二人は一時的に仮設住宅へ避難していましたが、事業再開の必要性を強く感じていました。

INJMのボランディアたちは、店内の解体作業を行いました。ボランディア約8人が10日間かけて津波で浸水した壁を取り壊し、絶縁体を剥がし、床板とその下に溜まった泥を除去しました。そして新しい壁と床を取り付けた後、石巻で活動する別のNPOが塗装を行いました。

ボランディア達の助けにより事業再開を果たした佐藤さん達から、INJMは感謝の手紙を受け取りました:

 

 

 

Thank You letter from the Satos

12月20日、9ヵ月ぶりに店を再開することができ、感慨無量で心があつくなりました。

この日を迎えるためにどれだけのボランティアの皆様のどれだけの助けをいただき、どれだけ希望をいただいたか言葉につくせません。

3月11日、震災に遭い、3ヶ月間避難所で暮らし、又3ヶ月間仮住まいをし、絶望感から思ったことは生きがいがほしい、何年間でも人々とかかわって精一杯生きていきたい、と心の底からわき出てくるように願うようになりました。

とは言うものの、74才と71才の夫婦には何をどうしたら良いのか悩み苦しみました。

そんなときボランティアの皆様方が暖かい手助けをおしげもなく、さしのべてくれたのです。若い人達と一共に目標に向って生活している間に色々なことが良い方向に向っていることを実感できるようになり、どんどん元気がでてきました。毎日笑い声がたえなく、人の住んでいない町に明るい話し声がひびくようになりました。よく笑い、よく話し、とても楽しかった。

若い人達、外国の人達が“お父さん”、“お母さん”(又は“じいちゃん”、“ばあちゃん”)と言ってやさしく暖かくハグしてくれるのです。私達の習慣にはなかったことなのに、ごく自然なのです。

85年つづいた酒店もあきらめようと絶望的だったのに、ボランティアの皆様の一途な支援のおかげに老夫婦と店に息をふきかえていただいたことに深く感謝しております。

今度の震災で失ったことより、人のやさしさ、きづなleの大切さを若いボランティアさんの皆様方から教えられ、店の一角にイスとテーブルを置いて、お茶のみコーナーを作り、お世話になったボランティアさん達が時間のあいた時、疲れた時、いつでも休みに来られるように又、地域の皆様とも助け合って仲良く支えあえるように教えてくれたのは若い人達でした。

本当に暖かい支援をありがとうございます。

老夫婦に生きる希望をありがとうございます。ボランティアの皆様にどうか幸せで心穏やかな人生でありますように心から祈っております。


石巻にお越しの際は、ぜひ佐藤さんのお店を訪れ事業を支援してください。佐藤さんのことをどこから耳にしたのか伝えてください・・二人とも皆さんと話す機会を楽しみにしています

flattr this!

Go to Top